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銀杏(ギンナン)の調理方法,食べ方,注意点

投稿日:2017-11-18 更新日:

先日銀杏を知人から戴いたので,ローストしてみました.まずは水と洗剤で良く洗浄して汚れと臭いを落とします.

ロースト

コーヒーローストに使用しているステンレス製ザルに銀杏を半分の量だけ入れて,試験的に5分間強火にかけてみました.匂いから察してまだ不足なので,中火にしてローストを継続しました.

トータルで9分目位から香ばしい匂いがし,ハゼ(破裂)始めました.弱火にして全10分間のローストを終えて試食してみると丁度良い炒り具合になっていました.

残りの半分も同様に10分間強火,中火,弱火でローストをし,全量をロースト完了しました.後は食べるだけです.

ローストの注意点:

ローストはフライパンなどでも可能だと思います.ハゼて危険なので必ず蓋をしてさい.ただし,ガラス蓋でないと中が見えなくなります.その場合は香りとハゼ音で煎り具合を確認するしかありません.

ロースト中,終盤でかなりの威力でハゼます.必ず蓋をしておきましょう.絶対に目など近づけない様にしてください.火からおろしても冷めるまで数分間は蓋を開けない方が安全です.

割り方:

殻を割るのにペンチの丸くへこんだ部分が丁度良い大きさで,ここにロースト後の銀杏を入れて適度に潰すと殻だけが割れます(写真参照).

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完全に剥いてしまうと食べ過ぎてしまうので,わざと外殻にヒビだけ入れておいて,数日かけて少しづつ食べます.

昨年は一気に食べて気分が悪くなりました.調べてみると銀杏中毒というのであるという事で,今年は注意深くちびりちびり食べるようにします.銀杏には神経毒があるので注意しましょう!

他の調理方法

① 紙袋に入れて電子レンジで調理
② 塩ゆでする

①,②ともに昨年試しましたが,香ばしさと歯応えはローストが一番美味しいです.香ばしさと歯応えが無ければ,枝豆の方がはるかに美味しく,食べやすいと思います.面倒でもローストが一番に思えます.

銀杏中毒について:

症状:

循環器系:不整脈,顔面蒼白
呼吸器系:呼吸困難,呼吸促迫
神経系:痙攣,めまい,意識混濁,下肢の麻痺
消化器系:嘔吐,便秘
その他:発熱

危険数量:

大人は40個程度以上,子どもは7個程度以上.

原因:

「ギンコトキシン Ginkgotoxin(4-O-メチルピリドキシン)」の抗ビタミンB6作用(ビタミンB6に似ている構造なのでB6が阻害される)が,抑制性の神経伝達物質であるGABAの生合成を阻害し,強直性痙攣などの症状を引き起こします.

ビタミンB6(ピリドキシン pyridoxine)の構造

ギンコトキシン Ginkgotoxin(4-O-メチルピリドキシン)の構造

上記二物質の構造が似ていることが分かります.

対策:危険数量以上食べないこと.食べてしまったらビタミンB6の投与が有効.

知らないというのはのは恐ろしいことですね.

今日はこれまで.ではまた.

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