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1月は睦月(むつき),旧暦と和風月名について

投稿日:2018-01-02 更新日:

約150年前まで使われていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では1月を睦月(むつき)と呼んでいました.これを「和風月名」と言います.

生活が自然と密着していた昔は生活を季節に合わせて過ごしていました.和風月名の他にも季節や行事に合わせて月を呼ぶ習慣がありました.これらを別名とか異名と呼んでいます.

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以下,様々な呼び方を見ていきましょう.新暦と旧暦は1-2カ月の差がありますので,季節感がずれています.

ちなみに新暦とは現在使用している太陽暦であるグレゴリオ暦(Calendarium Gregorianum, Gregorian calendar),旧暦とは太陰太陽暦(天保暦1844-1872)を指します.

1月の他の呼び方

建寅月 けんいんげつ
孟春 もうしゅん
霞初月 かすみそめづき
暮新月 くれしづき
早緑月 さみどりづき
三微月 さんびづき
太郎月 たろうづき
子日月 ねのひづき
初空月 はつそらづき
初春月 はつはるづき
初見月 はつみづき
王春 おうしゅん
開歳 かいさい
開春 かいしゅん
解凍 かいとう
嘉月 かげつ
華歳 かさい
月正 げっせい
元月 げんげつ
献歳 けんさい
献春 けんしゅん
歳始 さいし
歳首 さいしゅ
主月歳 しゅげつさい
首歳 しゅさい
上春 じょうしゅん
初月 しょげつ
初歳 しょさい
初春 しょしゅん
初陽 しょよう
始和 しわ
新春 しんしゅん
青陽 せいよう
泰月 たいげつ
大簇 たいそう
端月 たんげつ
年端月 としはづき
肇歳 ちょうさい
年初 ねんしょ
発歳 はつさい
方歳 ほうさい
芳歳 ほうさい
甫年 ほねん
睦月 むつき
昵月 むつき
陬月 むつき
孟陬 もうすう
孟陽 もうよう
履端 りたん

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(昔の人々の月の呼び方への愛着を感じて頂くだけで十分です)

昔の呼び方をそのまま現代の暦に置き換えると,実際の季節感より数週間早いので残念ですね.つまり,旧暦は1-2ヵ月遅れていると考えると良いでしょう.

和風月名一覧

1月
睦月(むつき):正月に親類一同が集まり睦び合う月

2月
如月(きさらぎ):衣更着(きさらぎ)の意味で,寒いので衣を重ね着する月

3月
弥生(やよい):木草弥生(いやお)い茂る月

4月
卯月(うづき):卯の花の月

5月
皐月(さつき):早月(さつき)の意味で,早苗(さなえ)を植える月

6月
水無月(みなづき,みなつき):水の月の意味で,田に水を引く月

7月
文月(ふみづき,ふづき):穂含月(ほふみづき)の意味で,稲の穂が実る月

8月
葉月(はづき,はつき):木々の葉が落ちる月

9月
長月:(ながつき,ながづき):夜の長い月

10月
神無月(かんなづき):神の月の意味で神に新穀をささげる,あるいは神が出雲大社に集まる月

11月
霜月(しもつき):霜の降る月

12月
師走(しわす):師匠も走るほど忙しい月

今日はこれまで.ではまた.

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