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コーヒーの技レベル1:挽いたコーヒーを購入し,ドリップして飲む(2)

投稿日:2017-04-06 更新日:

コーヒー

前回は挽いたコーヒーを購入しドリップして飲むのに必要な器具についてお話ししました.今回はドリップの手順と要点ついてお話します.以下コーヒーサーバーをサーバー,コーヒードリップポットをポット,コーヒーメジャーをメジャ―と呼びますまず,コーヒー2杯分をドリップする手順は以下の様になります.

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コーヒー2杯分をドリップする手順

(湯を沸かす)

1. サーバーで水500㏄を量り,ポットに入れて火にかけ沸騰させます(保温ポットがあれば湯から始める)
2. その間にフィルターを折り,ドリッパーにセットします(折り方は後で説明します)
3. ドリッパーの下にサーバを置きます
(湯で器具を温める)
4. 沸騰または沸騰に近い湯をフィルターセット後の空のドリッパーの中央部分にお湯を数滴落とし,フィルターを固定します
5. 続いて,フィルター上部にもお湯をかけてフィルター全体を洗浄します.フィルター全体が濡れる程度で良い.お湯は下のコーヒーサーバーに落ちます(10-20㏄程度)
6. コーヒーサーバーに落ちた湯を捨てます.これでサーバーも温められました
7. 次にコーヒーカップ2つに湯を半分くらい注ぎカップを温めます(10秒程度)
8. コーヒーカップの湯をドリップポットに戻して再沸騰させます
9. その間にメジャーですりきり2杯(16-18g程度)分の粉コーヒーをドリッパーに入れます.この時ドリッパーの横を軽くたたいてコーヒーを平らにします

(湯を注ぐ)

10. お湯が沸騰したら火を止めて,ポットからドリッパーの中央部に数滴お湯を落とします.最初はお湯が粉の上を漂うかも知れませんが,すぐに馴染んできます.
11. 中央部の湯が馴染んだところに注意深く中心から2-3cmの円を描くようにゆっくりお湯を注ぎます
12. コーヒーが新鮮だと中央部が膨らんできます.膨らんだところにお湯を少し注いでから数秒待ちます
13. 次第に濡れた部分が周辺のフィルターに届くようになります.周辺のコーヒーとフィルターの接点が数ミリ上がったらそこで注ぐのを止めます.水位を上げ過ぎないように注意します.
14. サーバーに抽出されるコーヒーが400㏄になったらドリッパーをサーバーから降ろします
15. できたコーヒーをコーヒカップ2つに注ぎます

(後始末)

16. ドリッパーに湯が残っていたら無くなるまで放置し,湯が出なくなってから使用済みフィルターを取り出します
17. コーヒーの出し殻はトレーなどの上に放置すると2日程で乾燥します.トレーにキッチンペーパーなどを敷いておくと早く乾燥します.毎日のことなので専用の乾燥場所を設けておくと良いです.乾燥した出し殻はいろいろと用途がありますので取っておくと便利です.生乾きのまま容器にしまうとカビが生えますのでご注意ください.

以上が基本的の手順です.頭の中で想像してみてください.要するに適量の湯を沸かし,途中でその湯を使い器具を温め,コーヒーを湯で洗浄した後のフィルターに入れ,注意深く湯を注ぐという事です.

面倒そうですが,自分で実際にやってみるとわかります.自分で工夫しながらやっていくと効率が良くなり,だんだん手順通りになります.そのうちに自然と手が動いて自動的にできるようになります.

ドリップの要点

次はドリップの要点についてお話しします.

コーヒー2杯分のドリップから始める

手順1では500㏄のお湯を準備します.最初はコーヒー2杯分から練習すると良いでしょう.一杯分だと抽出時間が短いので蒸らして時間調整したり,湯温が下がりやすいので手早く作業するなどが必要になり,やや難度が上がります.またコーヒー粉の量も微妙に濃さに影響しますので慣れてから挑戦したほうがよいでしょう.

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コーヒー2杯はいらない,という人は保温水筒にいれておいて後で飲みましょう.味は落ちますが,外に持っていけば缶コーヒーよりはるかに美味しいです.保温水筒は300㏄程度以上が多いので,量が不足であればインスタントコーヒーを1/3加えても良いと思います.

フィルターの折り方

手順2のフィルターの折り方はYouTubeなどに動画がありますのでそれを探しても良いでしょう.基本的には底の部分の綴じてあるところを折り返ります,次にサイドの綴じてあるところを折るのですが,この時底の折り方と反対になるように折ると良いでしょう.サイドの折る幅はドリッパーの大きさに合わせて折ります.深く折ればフィルターは小さくなります.サイドの折り方で角度なども調整できますが,お好みの問題で味に影響は無いと思います.

フィルターの洗浄

手順4,5,6はフィルターの湯洗浄とサーバーを温めるために行います.洗浄後の湯は捨てます.なぜかというと,紙フィルターは湯ですすいでおかないと紙の成分が残ってしまうためです.微量とは言え私は気になるので洗浄します.どのくらい微量かというと,捨てる湯のにおいと味を見てみればわかると思います.コーヒーの味に比べればわずかですので,気にならない方は洗浄しなくても構いません.

コーヒーをメジャーで摺り切り2杯

手順9で量る粉コーヒーの量と手順14のドリップ量(標準400㏄)のバランスでコーヒーの濃さが決まります.摺り切り2杯でコーヒーカップ2杯分ですが,濃すぎると思ったら次回からメジャー9分目にするなどと調整しても良いでしょう.一杯分がおよそ約8-9gだと思います.お湯はフィルターとコーヒー殻で約100cc失われます.お湯を多く用意しすぎると沸かすのに時間がかかりますので500cc程度がちょうど良いでしょう.

お湯の注ぎ方

手順10-13ですが,この部分がハイライトの部分なのでよく理解してからドリップしてください.コツは最初は数滴づつ,ゆっくり始めてください.お湯が馴染まないのにたくさん注ぐと,フィルターの方へ流れ出し,最後にコーヒの下側に回って溜まってしまいます.そうなるとコーヒーの粉がお湯の上に浮くことになり,コーヒーの抽出が十分でないまま,フィルターから下に落ちてしまいます.また,お湯を並々注いでもフィルターのサイド部分からコーヒーを抽出しないままお湯が下に抜け出しますので,コーヒーが薄くなってしまいます.

目と耳を使ってコーヒーがチョロチョロと糸を引きながらあるいはポタポタと滴下する様子を観察してください.あまり時間をかけすぎるとぬるいコーヒーになってしまいますし,粉の中から不味い成分が出てしまいます.2杯分だと,5分以内に400㏄の抽出は終わります.もし,すごく遅いようでしたら,次回は挽き方を粗びき気味にしてもらってください.

沸騰したお湯を注ぐとドリッパー上で70℃程度になっています.コーヒーカップに注ぐ頃には60℃程度になりますのでちょうど飲み頃の温度です.カップやサーバーを温めておくのはこのためです.

「コーヒーの技レベル1:挽いたコーヒーを購入し,ドリップして飲む(2)」のまとめ

1. 最初はコーヒー2杯分から練習すると良いでしょう

2. コーヒーカップは温めておく.手順では湯で温める方法を採用しています

3. フィルターの湯洗浄とサーバーを温めます

4. コーヒー2杯分はメジャー2杯分とドリップ400㏄が基本,濃さは好みで調整します

5. お湯を注ぐときはゆっくり注意深く注ぎ始める.なるべく水位を上げないようにする

6. 目と耳を使って観察する

7. 時間は5分程度が目安.それ以上かかると飲むときの温度が下がるため.

8. コーヒー殻は乾燥させてから肥料や脱臭剤として使えますが,2日程乾燥させないとカビが生えてきます.

今日はこれまで.ではまた.

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