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オオキバナカタバミ, オキザリス・ペスカプラエの続報

投稿日:2017-04-22 更新日:

オオキバナカタバミ

オオキバナカタバミ開花中

以前に四葉のクローバーの話から始まり,クローバーと間違えやすいカタバミの話となり,そしてそのカタバミの仲間のオオキバナカタバミが咲きだしたと報告しました.今日はその続報です.家から数百メートル離れたところに群生しているので,散歩がてらに定点観測ができます.そのオオキバナカタバミの花だけが閉じていることを確認しました.

カタバミの名前の由来は葉が開いたり閉じたりするところからきていて,「片喰」という漢字で書くとのこと.そして,ネットで調べると確かに葉の部分が閉じている写真を見つけられます.

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ところが,定点観測しているオオキバナカタバミは葉が閉じているところを見たことが無く,花が閉じている状態を見ました.前回見た時は開花前の可能性もあったのですが,その後に開花を確認し,閉じている状態を昨日と本日確認しました.昨日の天候は小雨,今日は曇りで両方とも午前中の観測です(下写真).

オオキバナカタバミ 花は閉じているが葉は開いている

オオキバナカタバミ
花は閉じているが葉は開いている

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私がネットで見つけた葉が閉じている状態のカタバミはオッタチカタバミという種で,最近入ってきた帰化種とのことです.従いまして古い図鑑には記載されていないとのことです.

みんなの花図鑑で教えて頂いたオオキバナカタバミも最近入ってきた帰化種とのことで,南アフリカのケープ地方原産,日本へは園芸植物として渡来関東地方より南で逸出したものが野生化とあります.

念の為,オッタチカタバミについて調べてみました.オッタチカタバミはみんなの花図鑑に載っていないので,データをWikipediaから引用します.(逆にオオキバナカタバミはWikipediaにありません)

オッタチカタバミデータ

おっ立ち片喰,学名: Oxalis dillenii
カタバミ科カタバミ属の多年草.

形態・生態

カタバミの茎が地表を這うのに対し,地下茎は水平に伸びるものの,そこから地上茎が縦に立つため,この和名がある.葉や花はカタバミに似ており,鮮やかな黄色の五弁花をつける.
カタバミとの違い

全体に白い毛が多く,果実の柄が斜めに下がる[2].カタバミには小さい托葉があるのに対し,オッタチカタバミの托葉ははっきりしない.時にタチカタバミ(Oxalis corniculata f. erecta)と混同されるが,タチカタバミはカタバミの1品種である.タチカタバミも茎が縦に伸びる.

分布・生育地

北アメリカ原産.日本では1965年に京都府で見つかり,現在では各地に分布する.

と記述されています.その他にもいろいろと外来種が野生化しているとのことです.残念ながら今の私には正確に区別する知識と経験がありません.できるのは今身近にあるオオキバナカタバミ(と思う)を詳細に観察することと,時間がある時に外国の資料も含めて調べてみることくらいでしょうか.今後,植物とはこの花を縁に長い付き合いになるかも知れません.

今日はこれまで.ではまた.

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