山河海空 地球を巡る水の旅

地球から日常生活まで,独自の視点で考える

一般

旧暦2033年問題について

投稿日:2018-02-17 更新日:

暦

昨日は旧暦の1月1日でした.日本において旧暦とは1844年(天保15年)に定めた天保暦を指します.江戸時代から1873年の明治6年まで使用され,現在も天保暦ルールを使用しています.

特に閏月の置き方が重要なのですが,1912年(明治45年)になってから明文化され,平山規則と呼ばれています.

1. 暦月中冬至を含むものを11月、春分を含むものを2月、夏至を含むものを5月,秋分を含むものを8月とす.
2. 閏は中気を含まざる暦月に置く,中気を含まざる暦月必ずしもみな閏月とならず.

スポンサード リンク

問題点

天保暦では定気法によって中気を決めますが,2033年秋-2034年春に関して,初めて中気から次の中気までの長さが暦月(朔日から次の朔日の前日まで)より短くなることが起こり,上記の条件を満たすと閏月がおけなくなってしまいます.

スポンサード リンク

ルールを一部改正しないと2033年の旧暦カレンダーが決まらないという問題がわかっています.まだ15年先の話ですが,困ったことに現在では旧暦を正式に管理している国家機関がありませんので,これからどのようにするか関係者で決めていく必要があります.現状では,社団法人・日本カレンダー暦文化振興協会という団体が活動して,閏11月案を推奨しています.つまり,平山規則1に一時的に例外処理するということです.伝統ある天保暦なので,今後,数百年先まで大切にできる処理が望まれます.


(一般社団法人日本カレンダー暦文化振興協会の2033年旧暦閏月問題見解発表概要史料より)

社団法人・日本カレンダー暦文化振興協会
http://www.rekibunkyo.or.jp/year2033problem.html
(ページ中,最後のスライドに提案があります)

今日はこれまで.ではまた.

スポンサード リンク

-一般
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

カレンダー

2月は如月(きさらぎ),旧暦と和風月名について

スポンサード リンク 約150年前まで使われていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では2月を如月(きさらぎ)と呼んでいました.これを「和風月名」と言います. 生活が自然と密着してい …

低負荷運動

低負荷運動を無意識に行う習慣を身に付けましょう(2)習慣のつくり方

低負荷運動には身体的,精神的ストレスを解消する効果があります.運動を習慣化して頻度と適切な量を行うようにすると効果が出てきます.では,低負荷運動を習慣化して自分のものとするにはどのようにすれば良いでし …

外国為替レート観測と考察 今週の動き(2017-10/23-10/28)

スポンサード リンク 2017年10月23日から10月27日のドル円レートの動きは週初めのギャップアップから始まりましたが23日陰線,24日陽線,25日陰線,26日陽線,27日陰線の順に並んでいます. …

首痛

ディスプレイと首痛について

スポンサード リンク ディスプレイを長時間みていると首痛,肩痛が起こるのは,首,肩に負担がかかる姿勢を続けているためです.その姿勢とは,顔が下方向にあるディスプレイを見るか,ディスプレイに顔を近づける …

1月は睦月(むつき),旧暦と和風月名について

スポンサード リンク 約150年前まで使われていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では1月を睦月(むつき)と呼んでいました.これを「和風月名」と言います. 生活が自然と密着していた …