山河海空 地球を巡る水の旅

地球から日常生活まで,独自の視点で考える

花草木

第12週の花草木 スギナ 杉菜 と ツクシ 土筆

投稿日:2018-03-19 更新日:

ツクシが顔を出しています.土筆と書いてツクシと読みますが,土の中から筆がニョキニョキ出てきた様子を表しています.実はこのツクシ,地下では繋がっていて脇に生えているスギナと一体です.ツクシの方を胞子茎,スギナの方を栄養茎と呼びます.

ツクシは成長すると胞子を放出します.胞子から芽が出て,前葉体(ぜんようたい)という小さなコケのような植物になり,これがスギナとなります.

スギナの方は光合成により栄養を作ります.葉緑体があるので,緑色になっています.スギナがつくった栄養分は,でんぷんとして地下茎(ちかけい)とよばれる地下の茎の部分に蓄えられます(根ではありません).この栄養を使って翌年にツクシやスギナが土から出てきます.

スポンサード リンク

スギナの地下茎には無性芽(むせいが)という小さなイモがついており,胞子による前葉体だけでなく,ここからも元気なスギナが育ちます.

スポンサード リンク

スギナのデータ

目:トクサ目 Equisetales
科:トクサ科 Equisetaceae
属:トクサ属 Equisetum
種:スギナ E. arvense
学名:Equisetum arvense L.
シノニム:Equisetum arvense L. f. campestre (Schultz) Klinge
和名:スギナ、ミモチスギナ
英名:Field Horsetail, Common Horsetail
品種:オクエゾスギナ Equisetum arvense L. f. boreale (Bong.) Milde

今日はこれまで.ではまた.

スポンサード リンク

-花草木
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

第16週の花草木 ハナニラ

スポンサード リンク 咲いている花が多く,どれを取り上げるか迷います.今日はハナニラ,これはニラやネギと同様にヒガンバナ科に属しますので,ニラやネギと同様の匂いがあります.この匂いは硫化アリル(アリシ …

第43週の花草木 セイタカアワダチソウ

川沿いの土手にはセイタカアワダチソウが群れを成して生えています.私が小中学生の頃,この草は外来植物で駆除しないと大変なことになると教えられて,悪い雑草だというイメージがありました. スポンサード リン …

コスモス

第39週の花 コスモス オオハルシャギクとキバナコスモス

スポンサード リンク 秋の野原や河原に咲くコスモスの花.成長力が強く自然に増えますが,美しい花を咲かせます.コスモス畑が観光地になっているところもあります. 夏の暑い時期から秋にかけて耐暑性のあるキバ …

アガパンサス

第27週の花 アガパンサス(ムラサキクンシラン)

アガパンサス スポンサード リンク 夏の花火の季節に庭先や公園でまるで花火の様に薄紫色の花を咲かせているのがアガパンサスという花です.アガパンサスとはちょっと変わった名前ですが,ギリシャ語でagape …

チロリアンランプ

第38週の花 チロリアンランプ(ウキツリボク,浮釣木)

スポンサード リンク 花を見れば一目で覚えてしまうくらい特徴のあるランプ型をしています.和名はウキツリボク(浮釣木)と言います.花が釣られていて浮いている様に見えることから名前が付いています.チロリア …