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花草木

日本で見かける毒のある植物

投稿日:2018-07-19 更新日:

野山に草花が咲いていますが,その中には毒をもったものがあります.以下は特に強毒なので,注意したほうが良いと思います.

日本の三大毒草

トリカブト

毒成分:アルカロイド
症状:嘔吐,呼吸困難,臓器不全
特徴:花粉やミツにも毒があるので,養蜂家が注意しないと,毒はちみつができてしまいます.

ドクゼリ

毒成分:シクトキシン
症状:痙攣,呼吸困難,嘔吐,下痢,腹痛,眩暈,意識障害
特徴:セリと似ているので,誤食の危険性があります.

ドクウツギ

毒成分:コリアミルチン
症状:痙攣,呼吸困難
特徴:赤-ピンク色の甘い実ができますが,食べると危険です.子供が口にしないよう注意が必要です.

その他のよく見かける毒草

どこにでもあるので,知らないと危険です.

ヒガンバナ

毒成分:アルカロイド alkaloid
症状:吐き気,下痢,麻痺
特徴:花が無いとノビルに似ているので誤食の危険があります.

キョウチクトウ

毒成分:オレアンドリン Oleandrin
症状:嘔気,嘔吐,四肢脱力,疝痛,下痢,頻脈,運動失調,食欲不振
特徴:枝をBBQの串代わりに使って死者が出たのは有名です.

スズラン

毒成分:強心配糖体のコンバラトキシン(convallatoxin),コンバラマリン(convallamarin),コンバロシド(convalloside)
症状:嘔吐,頭痛,眩暈,心不全,血圧低下,心臓麻痺,痙攣,蹌踉,麻痺,呼吸困難,蛋白尿,頻尿
特徴:生け花の水にも毒が溶け出します.

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チョウセンアサガオ

毒成分:ヒヨスチアミン Hyoscyamine
症状:麻酔,痙攣
特徴:江戸時代には麻酔薬として利用されました.

アジサイ

毒成分:不明
症状:過呼吸,興奮,ふらつき歩行,痙攣,麻痺
特徴:毒性があることは知られているのですが,中毒したアジサイから毒成分を分析しても推定していた成分が微量だったりして,アジサイが共通してもつ毒成分がまだ特定されていません.

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アルカロイド
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89

オレアンドリン Oleandrin
https://en.wikipedia.org/wiki/Oleandrin

眩暈 ゲンウン:めまい

疝痛:センツウ:激しい発作的,間欠的な腹痛

蹌踉 ヨロメキ:よろめくこと


遭遇する確率が高い毒生物まとめ 植物編


―えっ、こんなものも?実は毒がある身近な食材―

今日はこれまで.ではまた.

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