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本の紹介: 「科学にすがるな!」(1)

投稿日:2018-09-06 更新日:

今,私が読んでいる本で,良いものを紹介します.


書名:「科学にすがるな!」
著者: 佐藤文隆 艸場(くさば)よしみ
出版社:岩波書店

本書は著者の艸場氏が,「死ぬ,生きるの意味」を宇宙科学の最前線を切り開いて来た佐藤文隆氏に尋ねるところから始まる一年にわたる対話を編集したものです.

その答えは,本書の表題で完結しています.本音で語り,誤解されることを恐れない佐藤氏は様々な方向からその理由を明かしています.

普通は宇宙を極めることで全ての存在の意味がわかり,ひいては人の生きる死ぬの意味まで解明できると思うからこそ宇宙や宇宙の果てについて研究を進めるものと思っています.

科学で「死ぬ,生きるの意味」を解明するのが場違いだという事を理解するには科学とはどういうもので,その世界でなにが展開されているのかを数理の基礎訓練無しにおぼろげながら解釈するまで,艸場氏は1年かかりました.

—— 本書の素材抽出が長くなったので,2部に分けます.

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参考

素材語句 1

何々は何々にすぎない 例えばヘビがやって来る それはヘビというものをつくる分子が集団的に移動したにすぎない すべて分子の組み合わせ 自然や自然物がサイエンスで解明できると思うのは間違い サイエンティストは危ない連中 基本的には人間に奉仕している生き物 みんなで飼っている 騙されてはいけない 人間が太陽に持つ感覚は科学的正しい知識とは違う 自然とは何ですか ぼくだってわからない 人間は社会的動物 人間が集団的につくりあげてきたものが虚像だとしても人間集団にとっては実在 実在には3つある 第一の実在は外界 人間がいなくても存在するもの 第二の実在は内界 すなわち人間の感覚や認識 第三の実在は人間が社会的に受け継いできたもの 言語 慣習 文学 科学 宗教など 第三の実在を尊重する 死は第三世界の概念 人間はけなげな存在 自然は人間のことなどなんとも思っていない 人間は子ネズミの大きくなったのが寄ってたかって第三世界をつくりあげた 超自然的なものがあってもなくても人間までは手が回らない サイエンスは第三世界で受け継がれてきたものの一部に過ぎない 集団が受け継いできたものが我々を支配している サイエンスの中身はしょせん1+1の積み重ね

膨張宇宙や星の話は90年頃に終わった 万物の根源など無い 意味はない ここ何十年進展がない ダークエネルギーは式の右辺と左辺のつじつま合わせ 四種類の力 重力 電磁気力 強い力 弱い力 観測にはお金がかかる ビッグバンと呼ばれる現象で天体ができた なぜそう考えられるか? 宇宙の始まりを語るのは誤り 現状からかけ離れたことは曖昧になる 現在を土台にしない知識には意味がない 言葉というのは恐ろしい ビッグバンのイメージが間違っている 想像力を刺激する言葉があふれている 難しい化学反応に興味が無いくせに宇宙だけは別扱いされている 行ったり触ったりできないから 気になる はるかかなたに頼りを求めてしまう 科学はシビア 宇宙とはやぶさは関係ない 数学・物理は嫌いだが宇宙はわかると思っている 宇宙は物理で解明されてきた はやぶさは社会政策の範疇 宇宙には星が一兆個x一兆個あるらしい 地球は惑星というより個体 物はすべて回っている 回っている方が普通 止まるというのはほとんど存在しない 宇宙は見ている範囲でほとんど平坦 端が無い 端が有ったらその箇所で平坦で無くなる 宇宙の始まりの話をすると必ずその前を聞かれる そんなレベルの高い話は平安神宮にでも行って考えればよい 命がどこから来てどこへ行くのかはポエムの話で科学ではない 星はエネルギーが尽きれば光らなくなる 輝く星があることが宇宙に始まりがあることの証 宇宙に逃げたい人が多い 地上の実験室でわかったことを宇宙に適応しているだけ 宇宙はロマンでは無くネタにすぎない 鬼神を語らず 敬して語らず 人は生きていかないといけない 死の問題は鬼神 科学では根源を語らない方が良いと考える パブリックなな場では サイエンスで月給をもらっている人はやってはいけない 人はもよおす 合理性・冷静が科学の精神 科学は人間の作品 1+1=2と決めてそれを広げていくのが合理性 何の根拠も無いことはできるだけ考えないというのは合理的 宇宙にデザインは無い 人間はチョットした加減で生まれてチョットしたことで途絶えてしまう どうでも良いものが存在している事実からサイエンスのプロセスがわかる 最上等が人間になった訳ではない お金は科学の落とし穴 学者が完全に組織人間になっている 役人のいうがまま 精神の自由を失った学者たち 輪廻転生の期待を宇宙に求めたくなる みんなもよおしているだけ 死んだらお終い それだけ 考えるなと言われると余計に考える その気持ちをどう処理するかということ

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日常のすべては原子と原子の結びつきが変化する化学変化 物質は電子の持つ電気作用でなりたっている 素粒子は粒子ではない 電子が原子の周りにあるイメージは描けない 自然をありのままに見ない修行をしなさい ありのままとは五感 原子は存在でなく機能 素粒子の相互作用 真空をつくることはできない 振動する事を存在と考える エネルギーが無いことの確認はできない ゼロレベルは上げ底と同じ 荷があると場ができる ゼロレベルが変わることで素粒子が誕生したと考える そして星が多様な元素をつくった 人間の生死は原子の組み立て配置にすぎない 死んでも腐っても原子はある 第三世界の記憶の中だけに残る ただし人類がつないで行ける限り ミクロなものの振舞は確率でしかわからない 量子力学は魔物 人間が受け入れがたい理論 人間が物自体の法則性を見た時にどう認識するかの法則性 量子力学をどう考えるのか 科学には世界をどう見たいかという 時代背景が反映する 物理法則の発見は人間の動物機能に関連した出発点から上下に認識を拡大した 宇宙を外から観察できない 中から観察している

今日はこれまで.ではまた.

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ここでは個人的に素晴らしいと感じた書籍を記録しておくとともに,ご参考までに紹介しています.
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