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本の紹介: 「科学にすがるな!」(2)

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今,私が読んでいる本で,良いものを紹介します.


書名:「科学にすがるな!」
著者: 佐藤文隆 艸場(くさば)よしみ
出版社:岩波書店

科学は手法に過ぎないので,生死の問題の解決は答えを科学に求めてはいけない.科学者は自然をトータルにみていない.宇宙の根源などわからない.鬼神を語らず.自然も人類などこれほども気にしていない.

人の生死の問題は科学とは別で,精神的な問題であるから,結局は自分で落とし込めないと解決しない.人類はこれまでずっと第三世界を積み上げながらけなげに生きてきた.

本書は自分が現代の科学に対して本当のところを知りたい考えてきたことに正面から取り組んでいるので,素材の抽出も2部に分けるほど多くなりました.

これからも,佐藤氏の著書を継続して読んで行きたいと思いました.

最終部分のエピローグとあとがきは内容をうまくまとめてあります.二度目,三度目はこれだけを読んでもあらすじがつかめます.

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参考

素材語句 2 (117頁以降)

社会的な時間と量子宇宙は無関係 物理学は力学と熱力学 可逆 非可逆 統計操作 人間の都合で操作 量子力学は観測すると非可逆 観測しなければ可逆 ツギハギで理解できる 時空を物理現象と考える 感覚より原理を優先 時空は宇宙の部分品 眼前の常識も変わる 科学とは権威がこけていく物語 本当の進歩 科学の批判精神 宗教団体になった科学は科学じゃない

宇宙の始まりを語っても意味がない 宇宙誕生は素粒子物理学 1980年位まで 湯川秀樹 朝永振一郎 小林誠 益川敏英 南部洋一郎 それ以降は消化試合 四つの力の統一 食っていくための大型公共事業 実験で証明できない 理論の乱立 反証できない 高級そうにみえる 進歩している様にみえる 重力を他の3つに加えて統一する 重力と時空は同じ 一般相対性理論は正しい 宇宙生成の理論はいくらでもつくれる 膜宇宙 5次元 7次元 ランドスケープ Why we? 人間原理 収拾がつかなくなった 素粒子物理学の退廃 何かを解明するのに算数を書いていたのに難しい算数を書いていれば科学だと勘違いをする 何がしたいの? わからなくなって人間原理を持ち出す 人間を問うなら比叡山に行った方が良い 理論はいくらでもつくれる 実験で証明できないとダメ 観測的宇宙論 進歩している 宇宙の晴れ上がり 遠方の超新星観測 加速度的膨張宇宙 暗黒物質 現実への知識をできるだけ増やして行く時代 SSC中止事件 科学業界の巨大化 科学のための科学は不健全 科学と社会の接点 正すことが大事 何度も何度も反復して考える 詰まっていた知識と入れ替えた知識が身につく 知識とは追加するものでは無く誤りを正していくこと 最先端の科学は見えないし触れない 直感を伴わない無感覚なもの 明日からの生活も変わらない 人々の世界に無いものは正す必要も無い 鬼神を語らず 知識-対処-生きる 日々確信を強める人 反省して日々改まる人 人のいう事を信じたらえらいことになる

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学問は何のためにあるのか 物理では人間はわからない まして生や死はわかるはずがない 死は社会的な言葉 死の永遠性は物理の時間とは違う 物理学者によって物理学とは何かの答えが違う 物理学は人間がつくった手法 クリエイトされた理論法則は実験で自然によって客観的に審査される 人間の集団が勝手に決議してもダメ 原発事故 物理法則とは人間による自然の見方 人間の思考様式に合わせてある 実験して測定された法則性を数学の形で書き表す 物理学者が自然をどう見ているかの表現 美的感覚で表現しようとする心性 専門性を鍛えたからこそ働く 受け入れられて始めて第三世界の共有財産になる 物理学は一つの手法にすぎない 世の中の役に立たせる 全ての学問は手法 科学者は自然をトータルにみていない 専門的にみる 宇宙は得体の知れないもの 自分の体がどうして動くのかわからないけれども使っている 一つの人生なんて嫌いだからガタガタと変えている だから騙されちゃいかんといったんだ 理論の位置づけから学問とは何かへ 手法だそしてわからなくても使えれば良い 量子力学は対処の学問 高度に数理的な手法 判断する手法 科学的な予想はどこまで行っても確率 現実は可能性の束 現在はいろいろなものの束 確率の非対称性 確率の意味や価値は立場によって違う 数字が何にでも使えるのは具体性が無いから 整理して記憶に残し知識を伝える 社会を安定させる みんなが賢くなって自立する 自立=けなげ 超能力的なものに頼らない けなげに一人づつが努力する 科学はシビリアンコントロールすべき 市民が選択すべき 人類に必要かどうかを科学者には判断できない 科学の成果を社会にどう生かしたいのか市民は予算の使い方に関心をもつべき 人に迷惑をかけるな 偉そうにするな 世界は確率でしか記述できない 民主主義は人々を抑圧から解放した 天を恨んでも仕方ない 人類の築いてきた工夫と知的自由を磨いて自分で生きていかねばならない 未来をそれに懸ける 科学が幸福とは何かの答えを出すのでは無く幸福のために科学を役立てる 科学は道具で使いよう 物理・化学的な肉体だけで生死をとらえると息苦しくガツガツする 人間は精神的な動物 物質的に生きながらえようと目が行くと何かを歪ませる 死に夢中になるな 死に意味づけしない 禅がそう 人間を磨くことはできる ギリシャの精神は人間を磨くことが究極の目的という事で特別である

今日はこれまで.ではまた.

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