山河海空 地球を巡る水の旅

地球から日常生活まで,独自の視点で考える

場所 旅行 スポット

「縄文の村」に行ってきました.多摩センターの東京都埋蔵文化財センターにある遺跡庭園です

投稿日:2017-07-21 更新日:

縄文住居

京王線,小田急線多摩センター駅から線路に沿って5分ほどのところに縄文の村があります.ここは昔縄文人が住んでいたところで,多摩ニュータウンNo.57遺跡という縄文時代集落跡に盛り土をして遺跡庭園としたものです.

多摩ニュータウン

すぐ横は線路で多摩ニュータウンの街並みの真ん中にありますが,何千年前はこのような森だったのだと思うと不思議な感じです.

東京の西部の多摩丘陵は今から約50年前の1966年から開発事業が行われ今では多摩ニュータウンとして東西約15㎞,南北約5㎞巨大な住宅市街地区となっています.

開発事業中に多くの遺跡が発見されその数は900以上ありました.遺跡は旧石器時代から近代まで様々で,この地域が住環境に適して,古くから人々が住んでいたことを物語っています.数百年後には今のニュータウンも遺跡の一つになってしまうかも知れません.

東京都埋蔵文化財センター

さて,縄文の村の脇には東京都埋蔵文化財センターの建物が隣接していて,展示施設となっています.ここには旧石器時代から江戸時代までの展示されています.多くのイベントも開催され見学もイベント参加も無料です.

この施設では展示ばかりではなく,調査・研究もおこなわれています.これらは東京都スポーツ文化事業団の事業で,同事業団は本施設の他に東京体育館,駒沢オリンピック公園総合運動場,東京武道館,東京辰巳国際水泳場などを管理しています.

火焚き

縄文の村に戻りますが,見学中に火焚きというのをやっていました.ただの焚火なのですけど,縄文の住居内で焚火をしていました.狭くうす暗い所で火を焚いていました.真夏の暑い時に,焚火はサウナの様ですが,それに加えてすごく煙かったです.それでも薄暗闇に中で数分過ごすと独特な寛げる雰囲気が味わえます.

スポンサード リンク

江戸時代の囲炉裏や火鉢,石炭・コークスストーブなど近年まで続いた火を囲んで面倒を見ながらのんびり暮らすという寛ぎの習慣が空調とテレビやスマホに代わってしまったのは残念です.現代人にとって火鉢や暖炉のある生活は憧れです.

火おこし

イベントの一つに火おこし体験という,手で火を起こすイベントをしていました.早速申し込んでやってみました.「舞いぎり」という手動で回転させる道具をつかう方式と「もみぎり」という有名な木切れをキリの様に手のひらで回して火を起こす方式のどちらかを選べます.

舞ぎり式は回すことさえできれば簡単なので,もみぎりを選びました.もみぎりに使う棒は竹,アジサイ,ヤマブキ,ウツギがあります.こすり合わせる板の方は杉材とのことです.

棒の種類によって難易度が変わるとのこと.こすり合わせる最中に出て来る細かい木の粉に火が付いたら成功です.

実際に,チャレンジしてみると,数回で確かに煙が出てきます.だけど点火までもう一息のところで力尽きます.

説明員の方によると短距離走の様に短時間に集中すること.そして体重を十分にかけること.棒の上の方を持って回し,だんだん下まで下がって来るけれど,なるべく回し続けることなどが要領とのことです.

呼吸を整えてもう一度チャレンジしましたが,煙が出て焦げる臭いもして,あともう少しのところで息切れ.

数回繰り返していると手のひらに違和感があります.見ると手のひらの皮が剥けています.悔しいのでそれでも我慢して繰り返しても,手の湿り気と油が抜けてきて,手が滑り棒を回しにくい上に皮むけの部分から血が出てきました.

これ以上は無理,無駄と判断して,悔しいけれどギブアップしました.帰りに「火おこし体験証明書」というのを頂きました.火おこしに成功すると「火おこしマイスター」の称号が得られるとのこと.悔しいのでまた挑戦しに行きます.

次回は,もみぎり式火おこしについて考えたことを「もみぎり式火おこしの考察」として,反省も含めて記事にします.

今日はこれまで.ではまた.

スポンサード リンク

-場所 旅行 スポット
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

利根川サイクリング(3) 潮来 かんぽの宿から鹿島神宮を経て,成田線 安食駅へ

早く寝たせいか,翌朝は夜明け前から目が覚めました.温泉は5時からなので,それまでに靴の乾燥など,まだ湿っているものの乾燥作業とパッキングをしました. 入浴後,食事は7時なので,食べた後すぐにチェックア …

足利学校

栃木県足利市は渡良瀬川が流れ,足利学校がある足利氏発祥の地

室町幕府は別名足利幕府とも呼ばれます.実は栃木県足利市は歴史的に有名な足利氏発祥の地なのです.先日,縁あって栃木県足利市を訪れました.この町の印象と特徴について調べたことを加えてお話しします. スポン …

富士山頂

富士登山:吉田口5合目から登り,御来光を山頂で仰ぐ【1】持ち物

富士登山が30回を超えました.そのうちの9割以上が山開き中に富士山吉田口5合目を夕方出発し,翌日15時に5合目に戻り,新宿までバスで帰る方法です. いつも同じ時期の同じ時刻に登るので何度も何度も同じ体 …

Good Music: ウイーンの森の物語

ワルツ「ウイーンの森の物語」はヨハン・シュトラウス2世が1868年に作曲したワルツで,作品番号325です.「美しく青きドナウ」と「皇帝円舞曲」と合わせて三大ワルツとされています.今からちょうど150年 …

富士山頂

富士登山:吉田口5合目から登り,御来光を山頂で仰ぐ【4】山頂とお鉢巡り

前回は念願の富士山御来光を仰ぐところまででした.日の出とともに辺りの景色がハッキリ見える様になり雰囲気がガラリと変わります.今までの疲れも消え去り,達成感と登ることから解放された自由感に満たされます. …