山河海空 地球を巡る水の旅

地球から日常生活まで,独自の視点で考える

花草木

第40週の花 ヒガンバナ 彼岸花

投稿日:2019-10-02 更新日:

緑色の叢に紅く群れを成して咲くヒガンバナは印象的ですね.あちらこちらで咲いています.

「曼珠沙華 マンジュシャゲ,マンジュシャカ,サンスクリット語 manjusaka」とも呼ばれるこの花は,お彼岸の頃に咲くせいもあって,どこか浮世離れして見えます.

三倍体であるため一般に種子で増えることができないので,自生することはなく,その昔,中国大陸から直接ないし間接的に持ち込まれたと考えられています.

ヒガンバナは有毒で,特に鱗茎部には多くのアルカロイド(リコリン,ガランタミン,セキサニン,ホモリコリン等)を含んでいます.食用すると吐き気や下痢を起こし,ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死に至ります.

年貢の対象外だったので,非常食として刈り入れておいて毒素を水で浸すことで無害化し利用したということですが,お勧めしません.

スポンサード リンク

参考

ヒガンバナ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A

三倍体

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8D%E6%95%B0%E6%80%A7

ヒガンバナのデータ

目:キジカクシ目 Asparagales
科:ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
亜科:ヒガンバナ亜科 Amaryllidoideae
連:ヒガンバナ連 Lycorideae
属:ヒガンバナ属 Lycoris
種:ヒガンバナ L. radiata
学名:Lycoris radiata (L’Hér.) Herb.
シノニム:Nerine japonica Miq. Nerine radiata Sweet
和名:ヒガンバナ(彼岸花)
英名:red spider lily
品種,変種:ニシキヒガンバナ L. r. f. bicolor
ワラベノカンザシ L. r. var. kazukoana
コヒガンバナ L. r. var. pumila

今日はこれまで.


  1. 内容が優れていると思うURLを個人のreview用として記載しています.
  2. 事情によりリンクが切れている場合もあります.
  3. 本ブログ内容に問題があると考える当事者の方はご連絡ください.

スポンサード リンク

-花草木

執筆者:

関連記事

第42週の花 ネコジャラシ,エノコログサ

スポンサード リンク 今週の花は昨日紹介した「面白くて眠れなくなる植物学」のなかにあるネコジャラシです.エノコログサ(狗尾草)が正式名です. 犬っころ草が転じてエノコログサという呼称になったとのことで …

第43週の花 シャリンバイ 車輪梅

スポンサード リンク シャリンバイは葉の並び方が,上から見ると車輪のスポークの様に中心から外側に広がっているところから,「車輪」と花が梅の花に似ていることから「梅」を合わせて車輪梅という名前がついてい …

ゼラニウム,ペラルゴニウム

第21週の花 ゼラニウムはペラルゴニウム属です.フウロソウ属(Geranium)ではありません

ゼラニウム,ペラルゴニウム スポンサード リンク ゼラニウムは3月頃から11月の末頃まで1年を通じて咲く花で庭先などでよく見かける花です.葉にも特徴があるものもあり見分けることができます.種類によって …

第35週の花 ムクゲ 木槿

ムクゲはサルスベリと競って盛んに咲いていますね. ムクゲとフヨウはよく似ています. スポンサード リンク ムクゲの枝は上方に伸びていますが,フヨウは多く枝分かれして横に広がります. ムクゲの雌しべは一 …

第16週の花草木 ハナニラ

スポンサード リンク 咲いている花が多く,どれを取り上げるか迷います.今日はハナニラ,これはニラやネギと同様にヒガンバナ科に属しますので,ニラやネギと同様の匂いがあります.この匂いは硫化アリル(アリシ …