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1235年5月27日 小倉百人一首の完成 藤原定家

投稿日:2018-05-25 更新日:

鎌倉時代の1235年の5月27日(文歴2年),藤原定家が「小倉百人一首」を完成したとの記録が残されています.

藤原定家の「明月記」によれば,和歌百首を小倉山の山荘の障子に貼ったとのこと.今から約800年前の話です.

文字というのはタイムマシンの様なもので,当時の記録が蘇ります.

小倉百人一首と言えば,高校一年生の夏休みの宿題で百首丸暗記させられた覚えがあります.全部覚えた記憶はあるのですが,今読み返してみると,初めて見たような句があることに驚かされます.

今となっては,人間の(正確には自分の)記憶の曖昧さの証明となります.確実に記憶したのに,内容を全く覚えていないということもあるということです.記録は大切ですね.

明月記
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%9C%88%E8%A8%98

今の時期にちょうど合う句を3つ.

第36番
夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを
雲のいづこに 月やどるらむ

清原深養父(男)


百人一首読み上げ(朗詠・朗読) | 36番 清原深養父(きよはらのふかやぶ)


やまと新聞 小名木善行の「百人一首」 36番歌 清原深養父 夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを 雲のいずこに月宿るらむ

第81番
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば
ただありあけの 月ぞ残れる

後徳大寺左大臣(男)

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百人一首読み上げ(朗詠・朗読) | 81番 後徳大寺左大臣(ごとくだいじさだいじん)

第98番
風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは
みそぎぞ夏の しるしなりける

従二位家隆(男)


百人一首読み上げ(朗詠・朗読) | 98番 従二位家隆(じゅにいいえたか)

上の三首の中では,第81番だけが記憶に残っています.絵にも描けそうな,強烈なイメージ力のある歌のせいかもしれません.


京都で百人一首の世界を体験する博物館「時雨殿」


そうだ 京都、行こう。2017年 初夏 オリジナル映像「常寂光寺」篇

常寂光寺
https://kazenotabi-kyoto.com/encyclopedia-jinjabukkaku/joujakouji.html


百人一首 即興尺八BGM

藤原定家 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%8E%9F%E5%AE%9A%E5%AE%B6

今日はこれまで.ではまた.

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執筆者:


  1. SY より:

    今日は百人一首 懐かしいです 未だ娘の頃お正月に大勢でかるた会をしたり
    想い出いっぱいです  沢山取りたくて何とか初めの文字が一枚だけの札
    むすめふさほせ 覚えたものでした 今見ても懐かしいです
    古さを感じません  昔の人は字も綺麗だし 詩も古さを感じない素敵です。

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