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9月は長月(ながつき,ながづき), 旧暦と和風月名について

投稿日:2018-09-02 更新日:

旧暦9月を長月と呼んでいました.今年の旧暦の長月は新暦では2018年10月9日から11月7日までとなります.11月だと秋も深まって寒い日もあると思います.

現在では新暦の8月を長月と呼んでいます.まだ暑いし,やっと秋の入口に入りました.毎週のように台風が訪れます.

長月の「長」は何が長いと言うかというと,諸説ありますが,「夜長月」すなわち,夜の長くなる月からそう呼ばれるようになったと考えられています.


ちいさい秋みつけた


赤とんぼ  由紀さおり 安田祥子 歌詞付き 童謡

参考

約150年前まで使われていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では現代のように各月を数字で呼ばずに名前をつけて呼んでいました.これを「和風月名」と言います.

昔の人は生活を季節に合わせて過ごしていました.和風月名の他にも季節や行事に合わせて月を呼ぶ習慣がありました.これらを別名とか異名と呼んでいます.

以下,様々な呼び方を見ていきましょう.新暦と旧暦は1-2カ月の差がありますので,季節感がずれています.

ちなみに新暦とは現在使用している太陽暦であるグレゴリオ暦(Calendarium Gregorianum, Gregorian calendar),旧暦とは太陰太陽暦(天保暦1844-1872)を指します.

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9月の他の呼び方

建戌月 けんじゅつげつ
晩秋 ばんしゅう
色取月 いろどりづき
彩る月 いろどるつき
小田刈月 おだかりづき
菊月 きくづき
菊の秋 きくのあき
菊間月 きくまづき
菊見月 きくみづき
梢の秋 きずえのあき
青女月 せいじょづき
竹酔月 ちくすいづき
寝覚月 ねざめづき
紅葉月 もみじづき
祝月 いわいづき
詠月 えいげつ
季秋 きしゅう
季商 きしょう
季白 きはく
朽月 きゅうげつ
窮秋 きゅうしゅう
九秋 きゅうしゅう
勁秋 けいしゅう
玄月 げんげつ
高秋 こうしゅう
歳晏 さいあん
残秋 ざんしゅう
終玄 しゅうげん
授衣 じゅえ
粛霜 しゅくそう
凄辰 せいしん
霜辰 そうしん
天雎 てんき
剥月 はくげつ
杪秋 びょうしょう
杪商 びょうしょう
無射 ぶえき
暮秋 ぼしゅう
暮商 ぼしょう
末秋 まつしゅう
末垂 まつすい

(昔の人々の月の呼び方への愛着を感じて頂くだけで十分です)

昔の呼び方をそのまま現代の暦に置き換えると,実際の季節感より数週間早いので残念ですね.つまり,旧暦は1-2ヵ月遅れていると考えると良いでしょう.

和風月名一覧

1月
睦月(むつき):正月に親類一同が集まり睦び合う月

2月
如月(きさらぎ):衣更着(きさらぎ)の意味で,寒いので衣を重ね着する月

3月
弥生(やよい):木草弥生(いやお)い茂る月

4月
卯月(うづき):卯の花の月

5月
皐月(さつき):早月(さつき)の意味で,早苗(さなえ)を植える月

6月
水無月(みなづき,みなつき):水の月の意味で,田に水を引く月

7月
文月(ふみづき,ふづき):穂含月(ほふみづき)の意味で,稲の穂が実る月

8月
葉月(はづき,はつき):木々の葉が落ちる月

9月
長月:(ながつき,ながづき):夜の長い月

10月
神無月(かんなづき):神の月の意味で神に新穀をささげる,あるいは神が出雲大社に集まる月

11月
霜月(しもつき):霜の降る月

12月
師走(しわす):師匠も走るほど忙しい月

今日はこれまで.ではまた.

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